ドブログ最近買った雑誌　モーニング18号　と123便の話。

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最近買った雑誌　モーニング18号　と123便の話。

月に2回の楽しみ、イブニング買うたー。
近所のファミマはわりと多めに入荷してくれるので綺麗な状態のを選びやすくて良いです。

今号はキャプテンアリスが面白かった。というかヤベぇ。

いつも「戦闘機がロシアから亡命」とか「不法就労でフィリピンに強制送還（娘が日本生まれ日本育ち）」とか「某国領海侵犯で撃墜の危機」とか実在の事件事故を扱ってたのですが、ついに日航ジャンボネタが。
主人公と同じチームを組んで、最近恋仲になった金蚕機長のお父さんが事故機のパイロット。
テレビの討論番組でアリスの親父さんが

「機長の責任だ」
と名指しで批判。大丈夫なのかこの展開。
フィクションとわかっても結構クるものがあります。

日航ジャンボはボーイング社の修理ミスで圧力隔壁が破損、尾翼がぶっ飛んでしまって左右のコントロールが出来ず、油圧も下がって電気で操作してたフラップも動かなくなって左右のエンジンの出力だけでコントロール、ランディングギアの空気抵抗で上下の操作と、離れ業をやってのけた実際の機長はめちゃくちゃ凄い腕前だったんですよねぇ。
最終的に御巣鷹山に垂直状態で頭から墜落してしまいましたが。

生存者の内の一人が墜落後300メートルも飛ばされて木に引っかかって助かったとか怖い。

未だに海説山説って海に着水すべきだったって話もあるんですが、海だと水没して全滅だったって話だけどそれ以前にコントロール不能な訳で。
高速道路をアクセルだけで走れって言ってるようなものらしいです。

自分が子供の頃の事故で、テレビで連日事故の報道をしてたのですが、マス目状に書かれてたボードに座席番号と上客名が記載されてて、青　生存、白　不明、赤　死亡、と色分けされてたんですが、日が経つにつれて白いマス目がどんどん真っ赤になっていったのがトラウマでした。

先月墜落遺体というドキュメント本を買ったのですが、
乗客540人だから監察医100人居れば１人あたり4-5人で1週間もあれば終わるなと思ったら遺体が2000体来て（バラバラなので）半年かかった　とか
看護師に「先生、この遺体目が３つあります」と言われて見てみたら頭蓋骨の中に違う人の頭が入ってた　とか
子供の遺体を見て父親が「うちの子はこんなに太ってない！」と言われ、ぺちゃんこの頭を丸く押してみたら「あ、うちの子です！」　とか
遺体収容所の壮絶さがかなり克明に書かれてました。グロな話ではなく、警察、医者、赤十字、遺族の悲惨な事故の中でも深い愛情が見受けられたというのがメインなのでオススメです。

今年はオリンピックだったので報道は少なかったのですが、夏が来る度に思い出してしまします。
自分もオッサンになったものです。

銃夢
フォギアがすっかり義手に慣れた様子で。なんか可愛かった。

さよならタマちゃん
可愛いタイトルだけど、漫画家のアシさんが精巣がんで睾丸を除去手術するお話。
ほのぼのした絵柄に反して内容は大変そうなんですが、献身的な奥様とのんびりした作者さん、
相部屋の剛気ながん仲間？が描かれてて面白いです。読んでて辛くないのがいい（ｗ

次号は色々と気になる展開の多い号でした。

【2012/09/05 02:35】 | 漫画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)

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